●ブロックレベル要素とインライン要素
body要素(ページ本文)内を構成するものには、大きく分けて「ブロックレベル要素」と「インライン要素」の2種類ある。
ブロックレベル要素でコンテンツを構造化し、インライン要素でテキストなどに意味を与える。
ブロックレベル要素とは「ひとつの独立した集まり」という意味。見出し(h1 ~ h6要素)、段落(p要素)、リスト(ul、ol、dl要素)、表(table要素)、フォーム(form要素)など。文字どおり、コンテンツのブロック(かたまり)を定義するための要素。
(本に載っていた図をペイントで描いて貼り付けました。)
●見出し・・・見出しにはh1 ~h6まで6つのレベルがあり、h1要素は大見出し、h2要素は中見出し、h3要素は小見出しに使い、h4~h6要素は必要に応じて以下の見出しに利用するのが基本。

例) <h1>チョコチップクッキーの作り方</h1>
<h2>材料</h2>
<h2>下準備</h2>
<h2>調理方法</h2>
<h3>生地づくり</h3>
<h3>焼き方</h3>
<h2>用語集</h2>
●段落(p要素)・・・段落(パラグラフ)とは「文章のひとかたまり」のこと。
例) <h1>チョコチップクッキーの作り方</h1>
<p>チョコチップクッキーを簡単に作る方法を解説します。</p>
実務的には、数行にわたる文章ばかりでなく、見出しやリストといった特定の役割を与えることの出来ないコンテンツもp要素としてマークアップするのが一般的。
●引用文(blockquote要素)・・・テキストをまとまった引用文として定義するのに利用。
例) <p>著名なパティシエである〇〇〇〇さんは、</p>
<blockquote cite="http:www.example.com/2008/11/01.html">
<p>甘さ控えめで大人向けのチョコチップクッキーをつくるには、カカオ70%ぐらいのチョコレートをつかうのがよい。</p>
</blockquote>
<p>と書かれています。</p>
書籍や雑誌、他のサイトやブログから文章を引用する場合には、著作権法に従って実施。blockquote要素でマークアップし、可能ならcite属性で引用元のURLを示す。
●サイト所有者・製作者情報(address要素)・・・主にページのフッター部分で、著作権表記やサイト所有者・製作者の連絡先を指定するときに利用。
例) <address>Copyright © 2005-2008 Sweet Recipe, Inc. All Rights Reserved.</address>
多くのサイトのフッターで「Copyright © 1999-2008 Example, Inc. All Rights Reserved.」と書いてあるのは
著作権表記。
今日はここまで。
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