2011年9月1日木曜日

十四日目!(プロパティ、リスト、表、~スタイル)

前回からのつづきをすすめていきます。

●リストのプロパティ
リストの先頭に表示するマーカーの種類を指定するlist-style-type、マーカー画像を指定する
list-style-image、 マーカーの位置を指定するlist-style-positionプロパティがある。またこれらを一括指定するためのlist-styleというショートハンドプロパティが利用できる。

リストのプロパティ
プロパティ効果指定できる範囲初期値適用できる範囲
list-style-typeリストマーカーの種類disc,circle,square,decimalなど discdisplayプロパティで「list-item」と指定されている要素(li要素)
list-style-imageリストマーカー画像url(...),nonenone displayプロパティで「list-item」と指定されている要素(li要素)
list-style-positionリストマーカーの位置inside,outside outsidedisplayプロパティで「list-item」と指定されている要素(li要素)
list-styleリストマーカーに関する一括指定各プロパティの値をスペース区切りで各プロパティを参照displayプロパティで「list-item」と指定されている要素(li要素)

●表のプロパティ
表(テーブル)のキャプション位置を指定するcaption-side、表のレイアウト方法を指定する
table-layout、表ボーダーの表示方法を指定するborder-collapse、表ボーダー同士の間隔を指定するborder-spacing、空セルの表示方法を指定するempty-cellsプロパティがある。

表のプロパティ      
プロパティ効果指定できる範囲初期値適用できる要素
caption-side表のキャプション位置top,bottomtop caption要素
table-layout表のレイアウト方法auto,fixedauto table要素など
border-collapse表ボーダーの表示方法collapse,separate separatetable要素など
border-spacing表ボーダー同士の間隔長さ0 table要素など
empty-cells空セルの表示方法show,hideshow th、td要素

その他のプロパティ

●ユーザーインターフェイスのプロパティ
マウスカーソルの種類を指定するcursor,フォーカス時のアウトラインを指定するoutlineプロパティなどがある。

●contentプロパティ
生成する内容を指定するプロパティ。:before/ :after擬似要素とともに利用する。

 その他のプロパティ
プロパティ効果指定できる値初期値適用できる要素
cursorマウスカーソルauto,pointer,waitなどautoすべての要素
outline,widthアウトラインの太さ長さ、thin,medium,thickmediumすべての要素
outline-styleアウトラインの形状solid,dotted,dashed,noneなど noneすべての要素
outline-colorアウトラインの色invert,#rrggbb,#rgb,カラー名などinvertすべての要素
outlineアウトラインの一括指定太さ、形状、色をスペース区切りで各プロパティを参照すべての要素
content生成する内容none,normal,文字列,url(...)などnormal :before/:after擬似要素


●スタイルの優先順位
スタイルの適用対象が競合している場面、「詳細度」と「読み込み順序」という二つのルールによって、優先順位が決定される。この仕組みを「カスケード処理」という。

ユニバーサルセレクタタイプセレクタクラスセレクタ、属性セレクタIDセレクタ

●スタイルの読み込み順序
読み込み順序は「詳細度が同じスタイルについては、あとから読み込んだスタイルが優先される」というルール。

● スタイルの継承
CSSにはある要素に適用したスタイルは子孫要素に自動的に引き継がれるという特徴がある。
このしくみを「継承」といい、ほとんどのスタイルが自動的に引き継がれる。



 今日はここまで。

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